■ 新聞配達とは
新聞休刊日について
なぜ日刊のどこの新聞社もいつも同じ日に休むのでしょう?
「1年365日、休まず新聞を届けます!という新聞社が、一社くらいはあ
ってもいいのでは」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その一番の理由は、新聞を配達している人に休日を与えるためです。
新聞販売店は、特に地方では、複数の新聞社の販売を扱っています。
もし新
聞社ごとに休みが異なると、結局休めないので、一斉に、となります。
なんといっても、日本の一般新聞は世界でもまれな、朝と夕の二回発行(世界の常識はどちらか1回のみ)体制をとっています。
また、わざわざ自宅まで配達する(世界の常識はスタンド売り)のも、日本だけ。
ともに、販売店・配達員には相当な負担がかかります。
世の中に、週休2日が普及するようになり、販売員にも休みを、となったわけですね。
昔はほとんど休みがなかったのです。
なお、新聞販売店はほとんどが新聞社経営ではなく、FC店なので、独立した自営業者です。したがって、販売員も新聞社の社員ではなく、店の従業員にすぎません。
重労働をやりたがらない人が増え、人探しに苦労するなどの理由も、影響しているかもしれません。